自己紹介 1

汀野 大河
(とも)@Migiwano_Taiga

東京都内在住。アラフィフ。ホッピーとやきとんLOVE
趣味は読書、散歩、雑学、つけ麺、そして今投資。投資ドハマリしてます。


社会人になってからIT企業、取り立て屋、古本屋の店長、AVのインターネット配信等あらゆる職業を経験しました。20代の頃はそれらをしながらそこそこ稼いでいたのですが、36歳の時くも膜下出血という脳卒中、その後正常圧水頭症という病気を患い、2ヶ月程生死を彷徨い、それまであった資産を全て失ってしまいました。。。

発症したのは2009年6月26日(日本時間でマイケル・ジャクソンの命日)。

当時、私はIT系の会社でHPの作成・更新・管理や、動画コンテンツの企画などをしていました。当時は携帯電話でのWeb閲覧はまだまだ環境が整ってなかったのですが、先行者利益が取れそうな気がしていたので、携帯用のHPの研究と作成をしていました。
住んでた所は窪地のような所のマンションで、半地下のような作りをしていました。当時、私はVodafoneの携帯を所持していましたが、自宅には電波がほとんど届かない状態。でも仕事が多忙で24時間連絡取れる状態は勘弁だったので、それでいいと思っていました。

その会社では取締役をしており、裁量労働でコアタイムのない完全フレックスでした。その日、私は昼過ぎまで自宅で業務をし、出社しようとトイレで用をすまして立ち上がると…

          「ブチブチブチ」

後頭部に強烈な違和感…そしてそこからジワーっと生温かいものが広がっていく感覚。
何が起こったかは分からないが、緊急事態であることはすぐ直感的に理解。
トイレを出てベッドに腰かけると、全く吐き気がないのにどんどん嘔吐物が出てくる、出てくる…
反射的に救急車を呼ぼうとしたが、自分の携帯は電波が入らない。

その時目に入ったのは、携帯サイトを作るために持って帰っていた会社のデバッグ携帯のDOCOMOとau。DOCOMOの方を開いてみると、電波はくっきり3本。そして電話帳には会社とオーナーの番号の2つだけ。私はオーナーの番号にかけてみました。

少し呼び出しに時間はかかりましたが、オーナーは出てくれました。
「もしもし?どうした?」
「ともですけど、今自宅で緊急事態になってまして、救急車を呼んでほしいのですが…」
「ん?どうした?」
「とにかく救急車お願いします…」

自分では普通に話しているつもりだったのですが、後からオーナーに訊いてみると呂律が回ってなく、喋り方もスローモーで声が低く「酔っているのかな?」と思ったそうです。
もしこの時、オーナーが酔っていると思って電話を切っていたら今私はいません。そしてたまたま当時住んでいた所はすぐ近くに消防署があったので、電話を切って程なくして遠くからサイレンが聞こえてきました。